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こんにちは。コヨコヨリです。
久しぶりに特別展の感想になりますが・・・単にかわいいを連発するだけのも
のになるかもしれません・・。
というのは今回の展示が山種美術館で5月12日(日)から開催中の『 犬派?猫派? ―
俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで― 』展で、犬と猫を題材にした日本画の
特別展なんです。
チラシのモフモフコロコロしたワンコの可愛さと、ふわふわ美人な猫さんを見て、その
可愛さを観るために決めた感じです。今回は。
会場の山種美術館はSMBC日興証券の創業者が1966年に、全国初の日本画専門の美術
館として開館したそうで、2009年に現在の渋谷の地に移転したんだそうです。
(これも企業系美術館に入るのかはわかりませんが・・)
小振りな展示室ながら、設備は先進的な印象を受けました。
展示は「第1章 ワンダフルな犬」と「第2章 にゃんともかわいい猫」という可愛
らしいタイトルの2部構成となっていました。
そんなかわいい章立てなのですが、俵屋宗達が活躍した江戸初期から現在までの日本に
おいての犬や猫の立ち位置の変化や、有名画家が描いた犬、猫、愛犬・愛猫家が描いた
ものなどが骨子として多くそろえられていたように思います。
今回の展示にはお目当てがあって、長沢芦雪の「菊花子犬図」という、モフモフコロ
コロした子犬がむぎゅっと集まっている絵なんですが、これがとても可愛くて。
小さく垂れた耳にくるりと巻いた小さいしっぽに愛らしい小さな目。いろんな犬種の子
犬が一どころに集まっているという。もう可愛いの渋滞です。
はー。可愛い・・。
幸い撮影可能な絵だったので、パチリと撮ってきました。
↓
もう一つ、長沢芦雪のお師匠である、円山応挙の「雪中狗子図」。
こちらは撮影禁止で撮ることはできませんでしたが、こちらものふわふわモフモフ
の子犬がつぶらな瞳をこちらに向けている表情豊かな愛らしい絵です。
眼福です。カワイイって幸せな気持ちになります。
円山応挙の方が少し写実感のある子犬といった感じでした。
そして竹内栖鳳の「班猫」も間近に見られて、こちらも撮影OKだったので撮ってきまし
た。
斑猫の毛の質感がとても丁寧に描かれていて臨場感を感じます。瞳も成猫なのに青みが
勝っていて少し不思議な感じが漂います。
可愛いというより猫に神秘性を感じる絵でした。
他にも俵屋宗達が描いたものや伊藤若冲が描いた子犬図など美術史的に有名な人物が描
いたものがあるのですが、写実的な犬というよりゆるフワな可愛らしいものを中心に選
んだ感がありました。
現代に近づくにつれて、愛犬や愛猫を描いた作品がエピソード付きで展示されていて、
作者の犬・猫好きをすることができ、題材として観るというより、より愛情を感じて作
品を観ることができました。
7月7日まで開催しているでお時間がある方は是非。。
一通り観終わって、恒例のグッズ購入。
2か所グッズ販売があるので、購入される方は地下1階と1階両方見てみるとよいと思
います。
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