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こんにちは、コヨコヨリです。
現在上映中の映画『ナポレオン』観てきました。
今回は歴史大作の映画ですね。
監督はリドリー・スコット、俳優ホアキン・フェニックスの再タッグと大きく銘打っている作品です。
リドリー・スコット監督の『グラディエーター』でホアキン・フェニックスがローマ帝国の皇太子役で出演して以来ということらしいです。
『グラディエーター』の頃は若々しかったですが今はすっかり貫禄のある俳優さんですね。
感想は久しぶりに見応えのある映画でした。
見どころの一つは、迫力がある戦闘シーンと美しい衣装の映像美ですね。ナポレオンの数々の戦いを、当時の軍の隊列など8000人以上のエキストラを使ったというのもうなずける迫力のアクションは圧倒されます。
また、衣装もナポレオンの出世に伴い、妻のジョゼフィーヌのドレスもどんどん豪華になり、極めつけは戴冠式。ルーブル美術館に残されている絵画そのままのこのシーンの再現にはどれだけの労力と予算がかかったのだろうと思いました。
しかも軍服もデザインが凝っていて、フランス以外にオーストリア、ドイツ、ロシアと各国の軍服や市民も含めると相当数の衣装です。アカデミー賞の衣装部門はノミネートされるのではないでしょうか。
見どころ二つめはナポレオンの人間性。戦では天才肌の軍略家とそれ以外は権力へみせる野心と妻ジョゼフィーヌに共依存とも執着とも不器用とも言える愛がメリハリをつけて描かれています。
ジョゼフィーヌへの愛が一途で不器用なほど、大分癖があるほど人間臭く、偉大とは遠くより身近にナポレオンを感じましたし、そんな癖のある男を愛したジョゼフィーヌにも親近感を感じました。
リドリー・スコット監督がこの映画で何を描きたいのかが、はっきりしているのか、ナポレオンに関わる歴史上の事象と複雑な人間関係を、かなり絞った内容にしているように伺われ、逆に初めて見る人も集中して見られるのではないでしょうか。
2時間30分という上映時間にナポレオンの事績をジョゼフィーヌとの関係を絡めながらテンポよく進んでまとめられているのではないかと思いました。
それを「長い」と感じる人もいるかもしれませんが、私は緩急うまく作られた構成で「長い」とは感じませんでした。
大画面でみる迫力ある戦闘シーン、重厚な歴史劇、人間ドラマを観たいかたは是非ご覧いただければと思います。
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