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美術館や博物館の展示、映画などいいなあと思ったことについて綴っていきます。

映画『君たちはどう生きるのか』感想

 こんにちは。コヨリです。

色々物議を醸しているスタジオジブリの『君たちはどう生きるのか』を観てきました。

 

 CMや広告などの事前情報なしで見るのは、なかなかハラハラドキドキしますね。

観た人も詳細に語ろうとしませんでしたし、情報の公開も少なかったこの映画。

観るもの、おきることにドキドキし、この後どうなるんだろうと、着地点はどこなんだろうとハラハラしながら観てました。

 

でもこれって、メディアや広告が今程が整ってない頃はポスターや本、口コミ位で映画を観ていた訳だから、当時の感覚で観れたとも言えるのかもしれないですね。

 

今はあらゆるメディアで映画予告を見ることができて、映画の内容が検討ついてしまうから、感動も少し薄れてしまう。

そういう意味では広告を大々的にうたなかったのは「有り」なのかもしれません。

 

 内容は複雑な設定や展開が腑に落ちない所も多いけれど、着地はちゃんとジブリらしいものでした。

話の中の本質にあるのは、主人公眞人(まひと)の成長と複雑な家族との関係、サギ男との友情、世の中の生と死。それを彩る異世界の美しさ。

そしてかつて作品を彷彿させるような冒険です。

 

全体的な印象としては、「宮崎監督の試行錯誤と今までのジブリ作品の結晶」な作品でした。 

 

機会があればもう一回観に行って、作品を理解したいなと思います。

 

 

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